胃ガンのリスクが高まるピロリ菌に感染。除去方法、治療費まとめ【体験談】

私の母の実家は井戸水でした。現在50歳の母が45歳でピロリ菌発覚。
私も幼少期は祖母の家に行くことが多く「井戸水を飲んでいたかも?!」「母と食べ物を口移ししていたから感染しているかも?!」と疑い、「自分の娘に移したくない!」と思ったのがきっかけで、病院受診をしました。

ピロリ菌って何?

ピロリ菌は、胃の中に住む殺菌で、胃の粘膜にくっつき、毒素を出して胃に炎症を起こします。この菌がいると、胃潰瘍や十二指腸になりやすく、治っても約7割の方が1年以上に再発すると報告されています。また、最近は胃がんにも関係があると言われています。

ピロリ菌はウレアーゼという酵素を持ち、身の回りにアンモニアを作ります。このアンモニアで胃酸を中和して、酸性の胃の中に住んでいます。

どうして感染するの?

最近の研究から、家庭内での口を介した感染(口口感染)が大部分だと考えられています。ピロリ菌の感染率は、乳幼児期の衛生環境が関係していると考えられており、上下水道が十分普及していなかった世代の人で高い感染率になっています。その感染経路は糞口感染が大部分でした。

ピロリ菌の検査方法は?

病院受診で『ピロリ菌が母親にいたので検査したい』と伝える。

一般的には胃カメラ検査を行うとのことで、検査日を予約した。

検査当日内容:胃カメラ・血液検査

  • 人生初胃カメラ検査をしました。鎮痛剤とのどの麻酔をしたのでいつの間にか検査が終わっていました。初め、のど麻酔スプレーですごくむせて苦しかったのがかすかに記憶にあります。検査後は1時間程度休みました。
  • 血液検査をしてピロリ菌がいるか検査しました。

費用はいくら?保険はきくの?

ピロリ菌検査は保険がききます。胃カメラも保険で受けられました。

胃カメラ血液検査は4640円で検査が受けられました。

薬代は、2060円でした。

そのほかの診察は1000円以内で済んだので、高すぎる…ということはなかったので安心しました。

結果はピロリ菌に感染していた

胃カメラの結果はその日のうちにわかりました。
胃が痛い症状はいままで感じることがなかったのですがまさかの鳥肌胃炎なっていたようです。

鳥肌胃炎は、悪性度の高い未分化型胃癌が発生するリスクが高いとする報告もあり、注意が必要とのこと。とはいえ、鳥肌胃炎もピロリ菌感染の一つの形態に変わりはなく、過度に心配する必要はないようですが、早期発見できて本当良かったです。

血液検査の結果でピロリ菌が100%マックスでいました。

 

除菌法

  • ボノサップパック400
    朝夕2回を7日間飲みました
  • ミヤBM錠
    腸の調子を整えるお薬として飲みました。

服用中は、禁酒です。飲酒すると薬の効果がなくなってしまうようです。

4週間以上あけたうえで再受診除菌判定

薬を飲み終えてから、検便を行いました。結果は、(-)でしたが、今後は2年に1度胃カメラ検査を行うよう医師からご指摘がありました。

一回で除菌できない場合は2次除菌治療もあるそうです。
ちなみに私の母は2次除菌をして逆流性胃炎になってしまいましたが、軽症で特に治療を行っていません。

ピロリ菌を除去した後の症状

私自身、胃に痛みなどはありませんでしたが、産後、喉の奥に農栓がたまりやすかったのが解消されました。ピロリ菌が関係していたかはわかりませんが安心しました。

無事に除菌できてよかったです。今後は定期的に胃カメラを行っていきたいと思います。

まとめ

ピロリ菌がいるかいないかは検査をしてみないとわかりません。特に幼少期、井戸水を飲んでいたり井戸水を飲んでいた人と口移ししたり経験がある方は、是非早めに検査をお勧めします。

 

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