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初めての月経は中学2年生
私の月経は、14歳の冬。
皆より少し遅かったのを覚えています。
生理は来たり来なかったり。周期30日で来ることはほとんどありませんでした。
そして、15歳3月にNYへ旅行に行き4月から高校生という時から月経が来なくなってしまい産婦人科へ。
初めは環境の変化かと思っていましたが実は病名がありました。
診断結果は無排卵月経
検査の結果は無排卵月経でした。
無排卵月経とは排卵が起こっていないのに、生理がある状態のことです。
ほとんどの場合、出血の量が少なかったり、少量のままいつまでも生理が長引いたりします。
また、生理痛や生理前の不快な症状も少ないのが特徴です。
原因としては、入学や就職に伴う「環境の変化に対するストレス」、運動選手にみられる「過度のスポーツ」、若い女性にみられる「ダイエットによる体重減少」、月経不順や不妊を伴う「多囊胞性卵巣症候群」、「高プロラクチン血症」、「甲状腺疾患」などが挙げられます。
私の特徴
- 生理痛がほとんどない
- 生理期間が短かった
- 生理の出血が少ない
- 周期もバラバラで生理が半年来ないこともあった
- 小中高大社会人で激しい運動をしていた
- 高校入学の時に長く生理が止まった
原因からわかるように、過度な運動と環境の変化が私の無排卵月経の原因だったのかもしれません。
治療法は漢方・排卵誘発剤治療
産婦人科では、漢方を出してもらい毎日飲むようになりました。
また、排卵を起こす排卵誘発剤を指定された日に飲んで病院へ行き検査するという治療を何度も行いました。
しかし、高校三年間と短大二年間治療しても生理周期は整わず、病院を変えることに。
生理周期と基礎体温の見直しから始める
当時20歳。生理不順に口コミのいい産婦人科に変えることにしました。
結果はやはり無排卵月経でした。医師からは『妊娠を望むときに来てください』と言われ経過観察となりました。
その日から生理周期と基礎体温を記録し始めました。
初めは深く考えなかったけれど、大人になるにつれて
「ほんとに子供ができるのか」
という不安が募るばかりでした。
しかし…
ストレス会社と運動を辞めて排卵痛や生理痛が起こるように
24歳になり転職。そして、社会人まで続けたスポーツを辞めました。
すると、ある日を境に
- 排卵痛や生理痛がひどくなりました。
- 排卵日と思われる日には、大量のおりものがでるようになりました。
- 基礎体温をつけると、今までバラバラだったはずなのに排卵日には上がって生理が来ると下がるように。
- 周期は33日くらいに定まりました
26歳の春に結婚が決まり、26歳の冬に結婚式を挙げ、新婚旅行へ。
その2か月後の出来事です。
27歳の春に赤ちゃんを授かったのです。
無排卵月経と診断されて、約12年。
子供ができるか不安でしたが、いつの間にかに排卵するようになっていました。
高校生から排卵誘発剤を飲んだり治療を行ってきましたが、やはり過度な運動や環境の変化やストレスなどが原因だったのかもしれません。
命を授かることは奇跡
妊娠できないと思い込んでいた時期もありましたが、無事に授かることができました。命を授かることは奇跡であり当たり前のことではないと感じました。
お腹の中で必死に大きく育ち、無事に産まれてきてくれたこと誇りに思います。
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