子どもが泣いている。
泣き止まない。
先輩保育士なら泣き止むのに…
などと 悩んでいる方いませんか?
私も新人時代は、子どもの気持ちに気づけず悩んだことが沢山ありました。
出産して我が子の気持ちが分からず悩んだこともあります。
特に、言葉で話せない子の気持ちに気づくって難しいですよね。
しかし、しっかり寄り添っていれば必ず子どもの泣いている理由に築き対応できるようになります。
今回は、保育園での泣いている理由とその子への対応についてまとめていきたいと思います。
Contents
なぜ泣いているのか
まずは、なぜ泣いているのか?理由を知る必要があります。
言葉が話せる子にはなぜ泣いているかを優しく聞いてみましょう。
未満児クラスのこどもは言葉が話せないので、受け入れの際に体調の変化や食事はとれたか、寝不足ではないかなどの情報を保護者と共有していく必要があります。
お腹が空いている場合
未満児クラスによく見られます。食事やおやつでお腹を満たしてあげましょう。
まだ、食事の時間にならない時は、「お腹が空いたね。もう少しでご飯だよ」などと優しく声をかけあげましょう。
眠くて泣いている場合
眠くてぐずっている場合、抱っこやトントンで寝かせてあげましょう。
もしかしたら夜寝るのが遅かったり、朝早く起きてしまったり、なんらかの理由があるかもしれません。お昼寝の時間でなくても寝かせてあげましょう。
保護者との別れが寂しい・会いたい場合
朝の受け入れ時、両親との別れを惜しみ泣いている場合は
寄り添って「寂しいね」と思いに共感して安心させてあげましょう。
活動中やお迎えの時間に思い出して泣いている場合も寄り添って優しく声をかけましょう。
歌や手遊びをしたり、おもちゃで一緒に遊んでみると気がまぎれることもあります。
友達に嫌なことをされた場合
「嫌だったね」「痛かったね」などと思いに共感し、
寄り添っていきます。
友達とのトラブルの場合、お互いが納得いくまで話を聞いて解決に導きましょう。
まずは、お互いの話をよく聞きトラブルの原因を明確にするとよいでしょう!
怪我をした
怪我をして泣いている場合は、怪我の具合を見て処置をします。
場所によっては服を脱ぎ、体に傷がないかよく見ましょう。
「痛かったね」「びっくりしたね」と痛さや驚きに共感し、なぜ怪我をしたか話を聞いていきます。
傷ができると落ち込んでしまう子もいるので、復活するまでは気にかけてあげましょう。
また、保護者にもその旨をお迎え時に報告し、その後の様子も見てもらうと安心ですね。
翌日、保護者に「お家で変わりなかったですか?」と声をかけると保護者も心配してくれているんだなと感じて好感度アップです!
先生に怒られて泣いてしまった場合
悪いことをした子どもを叱り、子どもが泣く。反省しているという証です。
叱った後は、抱きしめて心のケアを行いましょう。
1回叱ったら10回は褒める部分を見つけてたくさん褒めてあげてください。
子どもは褒められることが大好きです。
けして、感情のままに叱ったり、子どもを支配する関わりは辞めましょう。
たくさん褒めると信頼も築けて心開いてくれることもあります。
どうしても泣き止まない時
熱があったり、便秘や下痢など体の変化が見られることがあるかもしれません。計温したり、便の状態を確認して様子を見ましょう。毎朝、受け入れ時に保護者に変わった様子、体調について確認し、体調の把握をしておくといいですね。
病気ではない場合も家庭環境で変わった様子はないかなども把握しておくと良いでしょう。
まとめ
まずは、泣いている理由はなにか、原因を突き止めることが大事です。
理由が分かったら、その子の思いに共感し、解決策へ導いてあげましょう。
しかし、赤ちゃんは話ができなかったり、真実かがわからないことがあります。泣いている理由が分からない時は、一番に抱きしめて安心させてあげてください。
落ち着くことで理由が分かるかもしれません。
私も初めは子供の泣いている理由に気が付けませんでした。しかし、経験を重ねると理由を聞かなくても子供の様子、泣き方などで理由が分かることも増えてきました。一人ひとりの特徴、性格を理解し関わっていくことで、わからないこともわかるようになっていきます。諦めずに頑張ってみてください。
コメントを残す